Interview

高度な専門知識を駆使し、
開発グループの製品設計支援を行う
S.N.
技術統括室 商品化技術センター マテリアルチーム
経歴
大学院で物性分子工学を専攻し、バイオ系の研究を行う。卒業後、2015年に金属メーカーに入社。診断薬の設計、改良の担当を経て、大学に出向し、再生医療分野の新規テーマ立ち上げを担当する。大学から帰任後、再生医療、遺伝子関連の研究開発を担当。2022年にテルモに転職し、技術統括部に配属。現在、開発グループの製品設計支援を行っている。
経験・スキル
前職では、診断薬の設計・改良、再生医療分野の新規テーマの立ち上げ、遺伝子関連の研究開発を通して、金属を含むバイオマテリアルや細胞、表面修飾に関する専門知識から、プロジェクト管理、外部機関との共同研究まで、幅広い知識・経験を得る。テルモに入社後、医療機器特有の考え方や疾患、医療デバイスに対する専門知識を日々深めている。
志望理由
前職の金属メーカーにて大学出向時にパンデミックを経験。また出向先の研究室で医師たちと関わる中で、「より患者さんに近いところで医療を通じた社会貢献をしたい」という思いが強くなる。転職活動を行う中、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つテルモでなら、この思いが実現できるのではないかと考え入社を決意。テルモは世界中で幅広くビジネスを展開しており、グローバルかつ様々な形で医療に携われる可能性が広がっていることも決め手の一つとなった。


より患者さんに近いところで
グローバルに医療貢献していきたい。
大学院でバイオ系の研究を行っていたため、卒業後はバイオケミカルの仕事ができる金属メーカーに入社。入社後、診断薬の設計、改良を担当していましたが、入社5年目に転機が訪れました。会社としての新たなチャレンジの一環として、大学に出向し、再生医療分野の新規テーマ立ち上げを担当することになったのです。その中で多くの留学生や医師たちと関わるうちに、「患者さんの身体の中に留置するような医療デバイスなど、より患者さんに近いところの仕事がしたい。また、グローバルに医療機器を展開する企業で世界の医療に貢献したい」という気持ちが沸々と湧き上がってきました。しかし、前職ではそこまで踏み込んだ領域の仕事はできません。そこで転職を決意し、国内の大手医療機器メーカーを調べる中で、最も自身の希望にマッチしたのがテルモでした。グローバルな事業展開はもちろん、特定の製品に絞るのではなく、幅広い製品を手がけているため、いろんなことに携われる可能性が広がっているのもいいなと。また、面接時の会話で、会社全体として新しいことにチャレンジしていきたいという雰囲気が感じられたことも入社の決め手になりました。
バイオマテリアルの観点から
新規のステント設計プロジェクトを支援。
高度な専門知識で、開発グループの製品設計支援を行う技術統括部に所属し、入社当初より、新規のステントデバイス開発プロジェクトのアーリーステージに参画しています。その中での私の役割は、マテリアルの観点から開発グループの設計を支援すること。具体的には、安定して製造ができ、また安定したパフォーマンスが出せる材料、条件を材料特性の観点から決定し、その情報を開発グループに提供することで、設計の質向上に寄与しています。難しいのは、本当に良いものを提供するために技術的な検討を重ねる必要がある一方で、開発グループからはスピード感も同時に求められること。そのバランスをとることには苦労しますが、お互いの落とし所を見出し、一つの“解”にたどり着いた時、達成感を覚えます。
テルモでのキャリアのスタートとして、このプロジェクトに参画できてよかったと思うのは、部署横断的に進められているため、国内外のさまざまなアソシエイト、研究テーマとの接点を持つことができること。そうした中で、テルモの開発の進め方やマーケティングの考え方、医療現場のニーズなどを深く知ることができるのは非常に勉強になります。この新規のステントが世に出るのはまだだいぶ先。しかし、そこには私の思想がしっかり入っていると思えば、モチベーションが上がります。



バイオマテリアルの専門知識を活かしながら、
医療デバイスの知識を深めていく。
前職で培った、金属を含めたバイオマテリアルの知識、表面修飾に関する専門知識、プロジェクト管理などの経験は、現在、新規のステントデバイス開発プロジェクトに参画する中でしっかり活かされています。また、外部機関との共同研究経験も、業務において、さまざまな部署、国内外のアソシエイトと連携していく上で非常に役立っています。一方、テルモで新たに獲得しているのは、医療機器特有の考え方や疾患、医療デバイスに対する専門知識。プロジェクトに携わる中でそれらの知識が日々深まっていると感じています。
また、前職での海外出張、大学出向経験で鍛えられた語学力は、海外の展示会で技術をリサーチしたり、海外のテルモグループの技術者と交流したりする際に活かしています。広い視点で業務ができるのは、グローバル企業であるテルモの魅力の一つ。海外のアソシエイトと話していると、それぞれ物事に対する考え方、見方が違っていて刺激的で面白いですね。参考にできるところは学び、自身の中にもグローバルな思考を取り入れていきたいなと思っています。

新しい製品の企画やアイデアを
自分から発信できるようになりたい。
まずは今携わっているステントデバイス開発プロジェクトを皮切りに、いろんなプロジェクトのアーリーステージで国内外横断的に開発を支援しながら、医療機器開発について理解を深めていければと考えています。そして、その次の目標は、それらの経験を活かして、テーマの探索や戦略に挑むこと。将来的には新しい製品の企画やアイデアを自分から発信できるようになれたらと思っています。
幸い、テルモには新しい考えや新しいメンバーを受け入れる風土があり、キャリア採用の方もすぐに専門性を発揮して活躍しています。キャリア採用、新卒採用、年齢の上下関係なく、意見を言い合える雰囲気もあります。加えて、病理、シミュレーション、電気、化学など、さまざまな専門分野を持つ人たちがいて、チームとして開発を進めやすい体制もあります。そのため、十分な力をつけた先に、テルモの好環境をフルに活かして、いかに自身のアイデアを形にして発信できるか、それが楽しみでもあります。