TERUMO CORPORATION

Interview

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現場を知り、業務を深掘りし、
誰もが自然に新しい技術を
使えるような環境をつくる

情報戦略部 ビジネスシステムチーム

経歴

2015年、大学で学んだ情報学の知識を活かし製薬会社に就職。情報システム部門で主にITインフラ領域を担当する。2019年、テルモに転職し、情報戦略部 コミュニケーション・プラットフォームチームに配属。クラウド活用推進や社内システムのクラウド移行、クラウド認証基盤の構築・運用のほか、AIなど新技術の活用検証・システム導入を行う。2024年より、同チームも兼任で情報戦略部 ビジネスシステムチームに所属。業務のデジタル化、新技術の活用推進をメインに担当する。

経験・スキル

前職ではITインフラ領域の業務全般・アプリケーション開発などを担当。ITネットワークの構築・運用・管理やPC・スマートフォン等のデバイス管理、Java・Pythonを利用したシステム開発、ユーザーヘルプデスクなど幅広く経験を積む。テルモではそれらの知見を活かしつつ、新たにクラウド領域の業務に従事。クラウド活用推進・社内システムのクラウド移行プロジェクトに取り組む。並行してAIやアプリケーション開発の知識・スキルを活かし社内向けの生成AIシステム「Terumo AI Chatbot」を開発。全社的に導入・展開を行い、業務効率の向上に貢献した。

志望理由

転職活動では、ITインフラの保守・運用をメインに行っていた前職の経験を活かせることに加え、新しい技術の導入や活用に携わる業務に挑戦できることを重視。業務のデジタル化をはじめ、新技術の導入や利用に積極的なテルモの社風・姿勢に魅力を感じて志望した。面接を重ねる中で、テルモの「医療を通じて社会に貢献する」という企業理念のもと、自分自身も成長しながら社会的に意義のある仕事ができると考え、入社を決めた。

自身の経験が活き、
新しい分野への挑戦もできる。

前職の製薬会社の情報システム部門ではITインフラ領域全般の業務を担当し、主にITネットワークの運用・管理を行っていました。転職を考えるようになったのは、決まった仕事が増え、新しい技術に触れることが少なくなってきたからです。環境を変えて、新しい分野にも挑戦したいと考えました。
転職活動ではSIer企業からも声をかけていただきましたが、自社の成長を見続けられる情報システム部門の仕事に魅力を感じていたため、迷いながらもテルモを選択。何より面接を通して、自分の経験・スキルが求められており、かつ自分が希望する「新しいことに挑戦できる風土」があると感じられたことが入社の決め手になりました。インフラエンジニアとしてのインフラ領域の経験や技能、資格などを評価してくれただけでなく、アプリケーション開発やAIについて自分ができることを話したとき、「面白いね」と興味を持ってくれたのです。テルモの情報戦略部門なら、インフラ領域の知見を活かしつつ、新しい分野にも挑戦できると感じました。

社内外の人と協力しながら、
全社的な業務のデジタル化を推進。

現在主に担当している業務はクラウドとAIの活用推進です。 クラウド領域では、会社全体のシステムのクラウド化を進めるための計画立案やコスト管理、セキュリティ・ガバナンス管理といった業務を主導しています。また、個別のシステムのクラウド移行プロジェクトでは実務を担当するほか、インフラ領域の責任者を任されることもあります。個人に与えられる裁量が大きくやりがいがあるのもテルモの魅力。私の場合、メンバーの入れ替わりなどもあり、入社1ヶ月後に社内システムのクラウド移行プロジェクトのインフラ領域の主担当を務めることになりました。テルモで初めてのクラウド移行で、部門内にノウハウが少ない中アーキテクチャ設計、移行スケジュール管理などを実施。移行後現在も引き続き運用業務を行っています。医療に関わるテルモにとって、安定的な事業継続は非常に重要です。これからもクラウドの活用を中心にテルモのITインフラを支えていきたいです。
AI領域では、社内向け生成AIシステム「Terumo AI Chatbot」を開発し、導入・運用を主導しました。AIは私の担当領域ではありませんでしたが、世界的に生成AIの研究・活用が盛んになり始めた頃、この新しい便利な技術をテルモでも活用するべきと考え、ツールの開発に着手。システム開発、提案書作成、関係者との調整などのプロセスを経て全社的な導入を実現しました。リリース後も、より使いやすくなるよう継続的にアップデートしています。 「Terumo AI Chatbot」が浸透するにつれ、AI活用に興味を持ってくれた様々な部署から問い合わせが来るようになりました。AI技術に関する解説や、部署ごとに適したAI活用例を提案するなど、アソシエイトへの教育活動にも力を入れています。自身の提案から始まった業務が正式な業務として認められ、社内全体のAI活用推進に寄与できたことは、私にとって非常に大きな経験となりました。

インフラ・アプリ領域のつなぎ役として、
幅広い業務に主体的に取り組む。

前職と現職では違う部分もありますが、「社内の課題を見つけて、解決策を提案し、実行する」というプロセスは共通しており、経験が活かされています。クラウドの利用が進み、以前は明確に分かれていたインフラ領域とアプリケーション領域の仕事の境界が曖昧になってきているように感じます。情報システム部門のシステムエンジニアとして幅広い業務を行ってきた経験から、各領域をつなぐ役目を果たせていると思います。クラウドに関してはテルモ入社後に多くのことを勉強する必要がありましたが、先輩アソシエイトやベンダーの方など社内外から力を借りながら仕事を進めることができました。
テルモは医療に関わる会社で、製品・サービスの質に対する大きな責任を持っています。当然、情報システムもその一部であり、その品質と信頼性は極めて重要です。そのため私たちエンジニアは、システムが正確に機能し、規制要件を満たしていることを確認するために、コンピュータシステムのバリデーション(CSV)を行う必要があります。このような医療業界特有の業務を経験できるのも魅力だと思います。

現場の課題解決に貢献する、
新しい「当たり前」をつくる。

今後は、インフラ領域からアプリ領域へとメインで担当する領域が移ります。会社全体の業務の基盤となるインフラに対して、アプリには個別の業務の理解が不可欠です。そのため、これからは製品・サービスを作り、届ける「現場」について、より知見を深めたいと考えています。AI等の新しい技術は目を引きますが、技術ありきになってはいけません。課題を明確にし、取り入れるべき技術を見極めるために、まずは「どのようなデータがあるのか」「活用しきれていないデータはどのようなものか」「なぜ活用できていないのか」など現場の状況を正しく理解する必要があります。その第一歩として、工場拠点と協業してスマートファクトリー化に向けたデータ分析基盤の導入を始めています。
業務に取り組むうえで私が重視しているのは、単に新しい技術を導入するだけでなく、アソシエイトが特別意識せず自然に利用できるようにすること。現場を知り、業務を深掘りし、新しいテルモの当たり前をつくっていきたいと思います。