Interview

事業や数字に誰よりも精通し、
経理のプロを目指していく
H.N.
経理部 単体決算チーム
経歴
大学卒業後に公認会計士資格を取得し、監査法人に入社。約9年間、さまざまな企業の会計処理・決算の監査業務に従事する。その後、半年間の語学留学を経て、アパレル事業をグローバルに展開する事業会社の経理部門に転職。決算実務や子会社を含めた連結決算業務に2年間携わる。現在、テルモでは経理部単体決算チームに所属し、制度会計業務を担当。
経験・スキル
前々職の監査法人ではさまざまな企業の会計処理・決算の監査業務に携わり、会計処理の実務や、適正な財務諸表・計算書類を見る力、会計論点の判断に必要な知見を養う。前職では事業会社ならではの損益感覚や会計処理、決算、子会社を含めた連結決算業務などの経理業務を幅広く経験。現在はこれまでの経験を活かし、日々の会計実務、単体決算や連結決算、法定開示書類の作成、国内外の子会社管理、会計システムの入替プロジェクトなどを担当している。
志望理由
監査法人で働く中で、クライアント企業の数字をチェックする立場ではなく、グローバルなフィールドで社会に貢献する事業会社に身を置き、そこで自ら数字をつくる立場として経理業務に携わることへの思いを強める。転職活動の結果、希望に沿う事業会社に入社するも、急進的な経営スタイルやスピード感、組織の風土と、自分が望むワークスタイルとのギャップを感じ、再び転職を決意。グローバルな環境、社会貢献度の高い事業、そして自らの個性やリズムに合う職場環境。これらの要素を全て備えていたことが決め手となり、テルモに入社した。


仕事に求める大切な要素のすべてが
揃っている。それがテルモだった。
前職では、グローバルに事業を展開する大手アパレル会社で経理を担当する中で、チャレンジングな業務を密度高く経験し、自身、大きな成長実感を得ていました。しかしその一方で、同社が非常に急進的な会社であったため、そのスピード感に戸惑う自分もいて、長期就業の展望が次第に持てなくなってきました。そこで、「高い社会的貢献度」「グローバルな事業展開」の二つの軸を念頭に置いて、転職先を検討し始めました。
さまざまな業種のいくつかの転職先候補の中でテルモを選んだのは、社会に普遍的な価値を持つ医療分野でグローバルに事業を展開していることはもちろん、面接での印象が良かったことから。あらかじめ転職エージェントの方からも、テルモは穏やかな方が多い会社と聞いていましたが、まさにその通りでまず、経理部門の方々の人間性に惹かれました。また、そこで社員をリスペクトする風土があることなどを聞き、そのような環境で働くことができたら幸せだろうなとも感じました。私が求めている大切な要素がすべて揃っている会社。それがテルモでした。
“生きた数字”を丁寧に積み上げ、
その先の大切な成果につなげる。
現在は経理部の単体決算チームに所属し、投資家や株主などのステークホルダーに経営指標を開示することを最終目的とした、制度会計業務に携わっています。業務の対象は、テルモ本体はもちろん、全世界で約100社にのぼる国内外の子会社。数字を月次で管理して会議資料にまとめるため、国内外の子会社とは日々、メールやオンラインミーティングなどで連携。売上・仕入といった営業数字をはじめ、業績に影響する事業トピックまで把握し、数字の管理に当たっています。難しい判断や頭を悩ます事案も多々ありますが、これこそが私のやりたかった仕事。現場の“生きた数字”に触れながら、事業サイドの相談に乗ったり、アドバイスに感謝されたり。事業意図を踏まえた会計処理に知恵を絞る面白さや喜びに浸っています。
また数字を構成する製品も、人々の命を支える重要なものばかり。たとえば、コロナ禍に注目を集めた「ECMO(体外式膜型人工肺)」も国内での社会的な影響が大きく、そのほかの製品も含めて、この数年の数字を見ても、テルモがいかに世界に貢献できているか実感できます。こうした背景を持つ数字を一つずつ積み上げた結果が、決算発表や株主総会という大切なイベントに結実する。仕事の成果が見えることが、何よりも大きな達成感につながっています。



リスペクトし合う企業文化の中で、
シナジーが生まれる瞬間を楽しむ。
テルモには独自の文化や仕事の進め方があり、それを大いに吸収している最中です。テルモはM&Aなどで、アメーバのように事業を広げ成長してきた会社で、それぞれの事業部門や子会社がお互いを尊重し合う、フラットな組織文化が根付いています。それがテルモの大きな魅力ですが、たとえば、子会社との日々の会計業務では、それぞれのやり方の違いから意見が相違することもあります。それでもリスペクトを失わず、それを丁寧に乗り越えて意思疎通を図るスタイルに、これまで経験したことのない面白さを味わっています。
一方でそうした組織文化は、チームワークの面で大きな効果を発揮しています。会計チームには、私をはじめ公認会計士の有資格者が多数います。意識の高い人財が一つのチームに集まると、つい意見が衝突するのではと心配になりますが、全くそんなことはなく、お互いが経験してきたものを尊重し合って仕事が進むのです。聞けば経理チームには、代々そうしたカルチャーが引き継がれているらしく、とても居心地のいい関係が築かれています。テルモの経理でなければ味わえなかったシナジーの数々を、今は存分に楽しんでいます。

様々な業務や研修での学びを活かし、
テルモ全体に精通した経理を目指す。
現在、テルモでは、基幹業務システムの入替プロジェクトが進んでいて、私も会計システムの変更作業に参画しています。すでに要件定義を終え、今は組み上がったプログラムの点検を関係部門と連携して進めているところです。こうしたプロジェクト推進とともに、私自身、より積極的に取り組みたいと考えていることがあります。それは、テルモの事業や製品に深く精通すること。なぜなら売上や原価、販管費などを単に数字として捉えるのではなく、その意味するところまで深く理解することが、事業会社の経理には必要だと考えるからです。幸いテルモには、誰もが必要に応じて事業や製品の知識を深められる研修に参加することができます。たとえば、私が参加したのは、製品の実物や現場の声に触れられる工場研修や、医療従事者向けハンズオン研修施設である「テルモメディカルプラネックス」での展示物見学及び体験研修でした。こうした体験が製品や現場を深く理解する一助となり、数字に「意味」をもたらすと感じています。
今後もこうしたさまざまな業務や研修の機会を通じて研鑽を続け、テルモのすべてに精通した「経理のプロ」を目指したいと思っています。